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灰色デイズ

やわらかくてぼんやりした灰色に包まれた日々

あなたに笑っていてほしい。

アリはアリゲーターのアリです。

昔所属していた部署では同僚を動物に例えるのが流行っていました。

で、私はアリゲーターになりました。

アリゲーター【alligator】

ワニ目アリゲーター科の爬虫類の総称。長く突き出した口はクロコダイル科のワニにくらべ、幅広く扁平で先端が丸い。ミシシッピーワニ・ヨウスコウワニ・クロカイマン・メガネカイマンなど10種がある。
出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ミシシッピーワニなんだかヨウスコウワニなんだかはっきりさせたいですよね。ワニ顔ではないと思いたいところです。

 

大好きな先輩がいます。

頭が良くて優しくて面白くて、言うべきことはきちんと言えるしっかりした人。

見た目は小さくて可愛らしいのに、たまに毒づくという実はブラックな一面も持っているというギャップの人です。

先輩イメージ。

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先輩の見た目のイメージしか知らない同僚からは『私も仲良くなりたい!』とうらやましがられてました。先輩の裏の顔を知らない(・ω・)

先輩とは前述のお互いを動物に例えるという謎の慣習がある職場で一緒に働いていて、本当にお世話になりました。

その部署はかなり忙しいところで連日のように深夜までの残業続きだったんですが、偶然にも家が近所だったこともあり帰りはいつも先輩が車で送ってくれました。以前に書いたことがありますが私は人見知りです。(レベル7)

でもさすがに毎日のように車で一緒に帰ってると仲良くなりますよね。先輩はとてもいい人だし。

先輩とは担当業務が違っていたものの仕事面でもいつも気にかけてくれていました。

お互いが他部署に異動してからも先輩とのお付き合いは続き、平日の帰りや休日に遊んだり、旅行に出かけたりもしました。

私は方向音痴なんですが先輩はその上を行く方向音痴で、「右か左」の二択でほぼ確実に逆の方向を選ぶという奇跡の人です。それで飛行機に乗り遅れそうになったことも楽しい旅の思い出です。

アリゲーターについても散々いじられて、何回「バナナワニ園行こー」「行きませんっ」のやり取りをやったか分かりません。

私に姉はいませんが、先輩は私の事を「妹みたいに思ってる」と言ってくれてたみたいです。私ももし姉がいたらこんな感じかなと感じていました。

 

先輩は今、会社を休んでいます。

もともとは数年前の異動先での人間関係のトラブル。そこから発生する仕事のプレッシャーで先輩は疲れてしまったんだと思います。その頃に先輩は涙をこぼしながら打ち明けてくれました。

「もう無理かもしれないけど、アリには先にちゃんと伝えておきたかった。」と先輩は言いました。私はどういうことになっても先輩の味方だし応援する、と伝えました。

それから数年、しんどかったと思うけど先輩は頑張ったんだと思います。少しずつ元気を取り戻している様子で本当に嬉しかった。

「また一緒に旅行にも行こうか」

そんな話もしていました。

でもその話の後、去年の夏頃から先輩は長期休暇に入ることになりました。

先輩からは「ごめんね」のメッセージが届きました。

あまりこちらから連絡をすると負担になりそうなので連絡はできるだけ控えてましたが、今日久しぶりにメッセージを送りました。

先輩からは「ごめんね」「ありがとう」と返事がありました。

 

先輩に謝ってほしくなんかないのに。

謝らせてしまうだけの自分の無力さが悲しいです。

このまま待つだけしかできないのかな。

また先輩と笑って話せる日が来てほしいです。